気ままに文学を

一般の小説や同人誌の作品の感想を述べていきます。

05<< 123456789101112131415161718192021222324252627282930 >>07

プロフィール

sanzo-iwaki

Author:sanzo-iwaki
メリー・ホプキン〔英〕は今でも聴きます。
毎週更新!が目標。今後の予定。カズオイシグロ、村上春樹、水村美苗、群系各評論。


最新コメント

最新トラックバック

カテゴリ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

村上 春樹 『走ることについて語るときに僕の語ること』

村上春樹を最初に読んだのがこのエッセイ集『走ることについて語るときに僕の語ること』だった。これはなかなか面白く読みごたえがあった。フルマラソンになんどか挑戦していたころでもあったのでいろいろと参考になった。(続く)

村上春樹は年に一回はどこかのフルマラソンに出ている、と書いている。おそらく現在もそうなのだろう。
1996年にはサロマ湖100キロウルトラマラソンに参加し、11時間42分で完走している。このサロマ湖マラソンや、ギリシャ・マラトンコースの単独マラソンなど、マラソン体験記としてはけっこう面白い。著書の締めくくりのコトバには胸を打つものがある。既に決めている自分の墓碑銘である。

  村上春樹
  作家(そしてランナー)
  1949-20**
  少なくとも最後まで歩かなかった 
            
 これまで私は5回フルマラソンを走ったことがある。5時間から6時間のタイムだったが、この時間帯の人たちは30㎞も過ぎると多くの人が歩いている。マラソンなんだから意地でも歩かないぞという意志で毎回臨んだものの、私の成績は棄権が2回、膝通で30㎞過ぎて歩いたのが1回、文字通りの「完走」は2回だった。
 「少なくとも最後まで歩かなかった」……染みるコトバである。                     

 この本の第2章には、春樹がどのようにして作家になったかが綴られている。ジャズ・クラブを経営していた頃の1978年4月1日、神宮球場でヤクルトの試合を観戦しているときに、降って湧いたかのごとく「小説を書こう」と思い立ったという。それで書き上げた作品が『風の歌を聴け』だった。こうした経緯もなかなか面白い。


走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)
(2010/06/10)
村上 春樹

商品詳細を見る

走ることについて語るときに僕の語ること走ることについて語るときに僕の語ること
(2007/10/12)
村上 春樹

商品詳細を見る

スポンサーサイト

 | ホーム | 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。